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動きやすさを考慮したデザイン

着脱のしやすさを見据えたデザイン

事務服は動きやすくなければ意味がありません。しかも動きやすいだけでもダメ。事務作業をしながらも、見た目に清潔感とキチンと感を出せるデザインであることが多く求められるポイントとなるものです。
寒くなれば着こむこともありますし、暑くなれば脱ぐことだってあります。季節の変わり目となれば温度の変化も激しくなり、多く動く機会があれば上衣を脱ぐことだって考えられます。着脱しづらい事務服では、作業の妨げになることは多分に想像できること。
作業で暑くなったにもかかわらず、着脱しづらい事務服なら従業員からの評判も悪く、作業服自体の利用価値も問われてしまいます。そうなると事務服の必要性さえ問われてしまうことにもなりかねません。揃いの事務服でキチンとしたイメージをつけるには、着脱の死さすさも欠かせないということなのです。

ダーツや切り返しを活用して

とくに事務服で注目されるのが、パンツやスカートなどのデザインです。立ったり座ったりと姿勢を変える機会が多い場合には、パンツやスカートの機能性が大きなカギとなるものです。
例えばスカートの場合、タイトスカートでは動きづらさがデメリットとなります。スカートの裾が狭まったタイトスカートのデザインでは動きやすさがあるとはいえません。とはいえタイトスカートは見た目に清楚な印象を感じさせるため、事務服のデザインとして多く好まれやすいものでもあります。
そんなタイトスカートにダーツや切り返しを加えてみると、動きやすさが劇的に変化します。ウエストの部分にダーツがあれば、腹部の余裕が出来て左右に動きやすく、スカートの裾にスリットがあれば足を開きやすくなります。
ちょっとした工夫の活用で機能性を向上させることが可能となるのです。